Works事例紹介
新築住宅
大山崎の家 Newly built house / Oyamazaki
Data
主な仕上げ | 屋根:ガルバリウム鋼板 外壁:杉板(ウッドロングエコ塗装) 内壁:薩摩中霧島壁 床 :フローリング(オーク) 天井:ラワン羽目板、珪藻土クロス |
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構造 | 木造2階建て |
所在地 | 京都府乙訓郡大山崎町 |
敷地面積 | 129.65㎡(39.21坪) |
延床面積 | 77.19㎡(23.35坪) |
竣工年月 | 2017年11月 |
工事施工 | ダイシンビルド |
Outline
敷地は京都の大山崎町、山崎の戦いで有名な天王山のふもとです。
菱形を倒したような形の土地で、南側の隣地は地盤が4.25mほど下がっていました。
3人暮らしで延べ床面積約23.5坪の中に、夫婦の仕事場と生活空間を確保
する必要があり、いかに狭さを感じさせない空間にするかが課題となりました。
子供もやがて成長しこの家を巣立つ時が来る。その時にもちょうど良い広さ感を持った
コンパクトハウスにしたいと思い、可変性の高いプランになるよう心がけました。
建物の形は変則的な五角形としました。理由は南側の景色の抜けと冬場の日射取得を考慮して、
南面の壁を長くとりたかったからです。
その結果リビングの壁1面が斜めになりましたが、おかげで空間が南側に開け、
明るく楽しい印象をになりました。
1Fダイニングを家の中心にして、その上部は4.5帖の吹抜けとし、全ての部屋がこの空間に
つながるようなプランにしました。個室の天井高さは2150mmとしました。
どの部屋に行くにもこの中央部分を通るため、狭さを感じることは無くむしろ
メリハリが出て空間の移動が楽しくなりました。
断熱性能:Ua値:0.44 Q値:1.57 C値:0.5